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そらとぶこぎん


春先の体調不良ですっかり更新が開いてしまいました。

津軽ではリンゴの花が咲き、初夏を迎える頃ですね。

画像は茜の花。故郷を離れても慣れ親しんだ植物を見ているとほっとします。



先日、こぎん刺しの雑誌「そらとぶこぎん」で取材をしていただきました。

第7刊は4月25日に発行されています。



記事ではこぎん刺し人生の半生を書いていただいています。

なんと、7人もの作家さんへ取材されているそう。

錚々たるメンバーの中へ自分を入れていただけるなんて本当に光栄です。


24歳の時に独立して、あっという間に12年経ちましたが、当初の方が脇目をふらずこぎん刺しに向き合えていた気がします。


当時を思い返すと、頑なさや視野の狭さ(若さ故の)と、自分の表現したいこぎんの世界観がうまくマッチしていたように思います。



年齢を重ねるにつれて、視野が広がり同時にこぎんに対して迷いも生じました。


それは着ている服が大きすぎるような、でも小さすぎるところもあるような、少しの違和感です。


その感覚は染み拡がり、こぎん刺しと真正面から向き合えない日々が続きました。


いつか迷いの日々にみた様々な美しいもの、こと、体験できたことをこぎん刺しに集結し、表現していけたらと今は考えています。


家族をはじめ、ワークショップを開かせていただいているワサビエリシさん、教室をさせていただいているNHK文化文化センターさん、そして取材してくださったそらとぶこぎん編集部のみなさん。


そして誰より教室へ来ていただいている生徒さん。いつも応援をしていただきありがとうございます。


改めて感謝の気持ちをお送りいたします。


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