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ご出展して頂きました

山﨑 郁子さん 

前田セツ教室


「手先のことが好きなので、絽刺しをやってみたい思いましたが、手近に勉強する場がありませんでした。


ボーグ社の「こぎん刺し」という講座が、新宿駅西口の近くで開催されており、そこで東北方面の明治、いやもっと前の時代の農村の衣服の歴史を現代人(昭和五〇年代の頃)に伝えようとする情熱的な前田せつ先生と出会い、初級・中級・上級・師範と通いましました。


先生は地元で農業もやり、リンゴ等も作りながら、毎週上京していらして、「こぎん刺し」の普及に情熱を傾けていらっしゃいました。


 毎年年一回、銀座松屋?松坂屋?で作品の展覧会と作品の販売も行われていました。いろいろな教室が開かれるようになり、NHKの教室も開かれ、教材の見本作りのお手伝いもしました。


また、アメリカにも普及に出かけられましたが、私は娘のお産にぶつかりご一緒できませんでした。次々と四人の孫の出産にぶつかり自然と先生とは疎遠になりました


が、私的には、東北旅行の際は、青森の本部に行き材料を買いだめしてきました。齢を重ね、目も疲れ、自然とやめてしまいました。」


山﨑 郁子


今回、ゲスト出演をしていただいた山﨑さん。なんと前田セツ先生のお教室に通っていらしたそうです。当時のお話を聞かせて頂きました。また、師範免許をお持ちで、その技量に間違いのない、素晴らしい作品の数々を今回お借りする事ができました。貴重な作品のご提供をどうもありがとうございました!



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