kogin―こぎん刺しモダン展示会
このたび6月3日から東京都世田谷、亀甲新のショップ、Wasabi-Elişiさんにて津軽出身のこぎん作家3人展が始まります。 題して“kogin-こぎん刺しモダン”展です。
事前企画として作家3人に、こぎん刺しとの出会いと、自身のこぎんの特徴をお答え頂きました。
*テディベア・こぎん作家 こひろさん
Q.1 ご自身とこぎん刺しとの出会いを教えてください。
A.1 自分だけの特徴があるベアを作りたいという思いで、かつて住んでいた弘前のこぎん刺しを始めました。
Q.2 ご自身のこぎん刺しの特徴を教えてください。
A.2 ベア×こぎん。古作こぎんの伝統模様を活かし、その良さを伝えながら、現代の生活にも馴染む作品づくり。
*こぎん刺し作家 夏次郎さん
Q.1 ご自身とこぎん刺しの出会いを教えてください。
A.1 高校時代の家庭科の授業で習ったことがきっかけです。
Q.2 ご自身のこぎん刺しの特徴を教えてください。
A.2 時間をかけることしかできないので、手染めの糸を使い、空間の美を無視した刺し方をしています。
*草木染め・こぎん刺し作家 角舘徳子
Q.1 ご自身のこぎん刺しとの出会いを教えてください。
A.1 大学の卒業研究に選んだことです。緻密な手作業とストイックな幾何学模様に、心を奪われました。
Q.2 ご自身のこぎん刺しの特徴を教えてください。
A.2 麻生地と綿糸を津軽の草木で染めること。また、新旧の基本模様を組合わせ表現しています。
以上3人の作家のインタビューでした。
三者三様のこぎん刺しとの出会い、そして表現。 意識せずとも醸し出される一人一人のオーラは、やはり津軽ならではのスピリットが心に根付いているからかも知れません。
是非間近に見て、触れていただけたらと思います。
場所:針仕事の専門店 Wasabi-Elişi
http://www.wasabielisi.com/ Open 11:00~17:00(木・金13:00~19:00) Close 火曜(祝日は営業) Tel 03-6379-2590 Address 〒156-0042 東京都世田谷区羽根木1-21-27亀甲新ろ59